ホスファチジルセリン - IQサプリメントの有効成分
ホスファチジルセリン : IQサプリメントに含まれる脳(脳内)の働きを活性化する有効成分の代表的成分の一つ。
ホスファチジルセリンとは、全ての生物に分布するリン脂質の一種で、アミノ酸の一種であるセリンとリン酸、グリセロール、脂肪酸が結合した物質です。
ホスファチジルセリンは、PSと略され、日本では認知の浅い素材ですが、アメリカでは有名のようです。
ホスファチジルセリンは、特に脳の神経細胞に多く含まれていて、細胞膜を構成する栄養素の一種で、神経伝達や情報交換などの脳細胞の機能を制御する役割をもっています。
ホスファチジルセリンは、脳の機能に深くかかわっていることから「脳の栄養素」とも呼ばれています。
ホスファチジルセリンは、神経伝達物質を円滑にしたり、脳内の情報伝達を補助したりする働きがあり、高齢による記憶障害や認識能の低下の改善や、記憶力の向上などに効果があるといわれています。
またアルツハイマー症や痴呆症、うつの改善、ストレスによる不眠などの改善効果も示唆されています。
また、ホスファチジルセリンは、ブドウ糖の取り入れを促進して、老廃物質の代謝を高めるはたらきがあるので、新陳代謝が活発になるという効果も示されています。
ホスファチジルセリンは食品中には極微量にしか存在しないため、食事からの摂取は難しいとされていますが、大豆、肉、魚、特に脳、内臓に比較的多く含まれています。
ホスファチジルセリンの摂取における注意点としては、まれに胃腸の不調や、不眠といった副作用が逆効果的に現れる可能性があることや、妊娠中・授乳中の摂取は安全性において避けておいたほうが無難なようです。
また、ホスファチジルセリンの過剰摂取は効果がなくなってくるとも報告もあるようです。
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